当院のインプラント治療について

世界的に信頼のあるインプラントメーカーの製品を使用しています。

ストローマンインプラント
ストローマンインプラント

10年、20年と使っていれば、交換が必要なパーツも出てきます。
いざと言うときメーカーに連絡して部品を取り寄せる際に、そのメーカーが潰れてしまっていては困ります。
当院では今や全世界で100社以上あるインプラントメーカーの中から、今後ずっと残っているものを、またあなたが世界中のどこに住んでいても対応できるように、歴史が長く世界的に見てシェアが高いストローマン社製、アストラ社製のインプラントを使用しており、万が一のトラブルの際も早急に対応可能です。

インプラントの構造

インプラントの構造

インプラントの構造は一体どうなっているのでしょうか。 ご自身の体の一部となるインプラントについて詳しく知っておきましょう。 当院で扱う、世界でも高品質で信頼性が高いことで有名なスイスの医療機器メーカーのストローマンインプラントの一般的な構造要素について説明します。

インプラント本体(インプラントボディ)

ストローマンインプラントの中心部で、バイオコンパチブルなチタン合金から製造されています。この材料は、人体に対する相性が高く、体内に埋め込まれても適切な結合を促進します。

インプラントの表面処理

ストローマンインプラントの表面は特殊な処理が施され、骨との結合を強化します。これにより、インプラントが骨に安定して取り付けられます。

アブットメントコネクション

ストローマンインプラントは、インプラント本体とアブットメント(冠やブリッジを支持する部品)を接続するための専用のコネクションがあります。ストローマンは独自のコネクション方式を持っており、高度な精密加工によって安定性を確保しています。

プラットフォームデザイン

ストローマンインプラントは、異なるサイズや形状のプラットフォームデザインを提供しており、患者さまのニーズに合わせて選択できます。

スクリューまたはピン

インプラントが適切に固定されるよう、ストローマンインプラントにはスクリューやピンが含まれることがあります。

インプラントカバー

インプラント手術時に一時的にインプラントを保護するカバーが提供されることがあります。

インプラントの平均寿命

歯のインプラントの寿命は個人差が大きく、患者のケアや生活習慣によっても異なりますが、10年以上持続することが一般的です。
しかし、適切なケアと定期的な歯科検診を受けることで、さらに寿命を延ばすこともできます。
特定のケースにおいてですが、インプラントが20年以上持続したという実績も報告されています。
歯のインプラントの治療技術にも影響されます。また高品質なインプラントを選択することも寿命を伸ばすための条件のひとつとなります。

インプラントが長持ちしない人の特長とは

歯のインプラントが長持ちしない人には、ある特徴や要因が考えられます。個々のケースによって異なることがありますが、以下はインプラントの寿命に影響を与える一般的な特徴や要因です。

  • 定期的な歯科検診を受けない人、不適切なケアと衛生習慣

    適切な歯磨きやフロスの使用など、インプラントの周りの歯肉や口内を適切に清潔に保つことが重要です。定期的な歯科検診を受けることはインプラント周辺の炎症や感染の早期発見に繋がります。

    インプラントの構造
  • 喫煙

    喫煙はインプラントの寿命に悪影響を及ぼします。喫煙は口内の血行を悪化させ、感染リスクを高め、骨の健康にも悪影響を及ぼすことが知られています。

  • 健康状態

    健康な骨と良好な口腔健康は、インプラントの成功に重要です。一部の疾患や医療状態はインプラントの結合や寿命に影響を与える可能性があります。

  • 歯ぎしりや咬合問題

    歯ぎしりや咬合問題がある場合、インプラントへの過度な圧力がかかりインプラントの寿命に悪影響を及ぼすことがあります。

  • 誤った手術やインプラントの配置

    インプラント手術の技術やプロセスの誤り、またはインプラントの誤った位置への配置は、インプラントの寿命に悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 年齢

    インプラントの寿命は患者の年齢にも影響を受けることがあります。若い患者様ほど、長い寿命が期待されますが、高齢の方の場合、骨密度の低下などが問題となることがあります。

失われた歯をもう一度。

ゾウやサメの歯は失っても何度も生えてきます。
しかしながら、人間の大人の歯は一度失ってしまうと二度と生えてきません。
そこで、失われた歯を回復させるために、北欧スウェーデンでチタンのスクリューを顎の骨に入れ、歯の根の代わりにする治療が開発されました。それがインプラント治療です。
インプラントであれば、入れ歯のような取り外しや見た目を心配せずに、以前のような感覚で自分のあごで噛めるようになるのです。
虫歯にもならない夢のような治療だと思われていたインプラント。しかし、歯ブラシをしなくていいというわけではありません。
歯を失った原因が歯周病や虫歯だった方は、今までと同じ習慣、同じような歯ブラシのやり方では、インプラントにも同じように細菌が付き、炎症が起きてしまうことがあるからです。
あなたのお口の中のインプラントは、食事による酸やアルカリ、噛み砕くための咬合力、歯ぎしりなどにより絶えず酷使されています。車に車検があるように毎日使うインプラントにも定期的なメインテナンスが必要です。
よって、当院ではインプラント治療を行った方への特別なメインテナンスプログラムにより、その後何十年も快適なインプラントライフがおくれるお手伝いをさせていただきます。